フリーランスエージェント利用の流れ【登録~稼働開始まで】

フリーランスエージェント利用の流れについて、エージェントへの登録から稼働開始までの流れについて詳しく解説していきます。

1.フリーランスエージェント利用の流れ

エージェントによって多少の違いはありますが、おおまかには下記の流れで進んでいきます。

①:エージェントに登録

まずはフリーランスエージェントに登録します。

フリーランスエージェントによって、強みや特徴が異なりますので必ず自分の職種にあったエージェントを選びましょう。

登録はエージェントの公式サイトからWEB上で行うものがほとんどです。

基本的には、下記のような内容について登録を行います。

内容 必須 備考
プロフィール(名前、生年月日、職種、希望条件など)  
職務経歴(業務概要、業種、役割、参画期間など)  
スキルシート(言語、フレームワーク、DB、ツールなど) ※エンジニアは必須
ポートフォリオ(制作物など) ※WEB制作、デザイナー、クリエイターは必須

②:エージェント担当者と面談

登録が完了するとフリーランスエージェントの担当者から連絡がくるので面談を行います。

最近は、オンライン面談が主流ですが電話でヒアリングを行うだけのエージェントもあります。

エージェントとの面談内容と確認しておくべきポイントについては、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

フリーランスエージェントとの面談内容と確認しておくべきポイント

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③:案件紹介

フリーランスエージェントとの面談が終わったら、案件の紹介を待ちます。

連絡方法

連絡はメールか電話でくるのが一般的です。
会社員の方で日中の電話連絡が難しい方は、事前にその旨を伝えておきましょう。

案件紹介のタイミング

早ければ当日に見つかることもありますが、遅い場合は1週間以上たっても見つからないこともあります。

どのタイミングで紹介してもらえるかは、本人のスキル・経歴の他に希望条件や市場の状況によっても変わってきます。

紹介してもらえる案件が少ない場合は、希望条件を広げる等の対策をとりましょう。

紹介案件の内容について

紹介してもらえる案件は、希望条件に完全に一致しているものばかりではありません。

中には部分的に一致しているだけの案件もあります。

理由としては、フリーランスエージェント側のシステムでAIを使って自動的にメール送信をしているケースや、エージェント担当者がフリーランス側の機会損失を防ぐために、念のために案内してくれているケースがあるからです。

紹介してもらった案件は、一つひとつしっかりと目を通し、不明点などがあればエントリーする前に確認を行いましょう。

④:案件へエントリー

希望の案件が見つかったら、エントリーしましょう。

エントリーしても途中で辞退することは可能ですので、慎重になりすぎなくても大丈夫です。

一般的には、同時に複数の案件へのエントリーもOKですので、気に入った案件があれば積極的にエントリーしましょう。

その際、エージェント担当者へ他の案件にもエントリー中である旨を伝えておきましょう。

⑤:書類選考

案件へエントリーを行うと、クライアント企業へプロフィールや経歴、スキル等の情報が送られます。

企業はその情報をもとに、面談をするかどうか判断します。

選考結果

選考結果の連絡は、早ければ当日にくることもありますが、企業側が検討したり他のフリーランスと比較したりしたい場合は、3、4日経っても連絡がないこともあります。

その場合は、エージェントへ確認を行うのと同時に、他の案件へのエントリーを平行して進めていきましょう。

結果がOKの場合

書類選考がOKだった場合、エージェントを通して面談日時の調整を行います。面談が対面なのかオンラインなのかも確認しておきましょう。

⑥:クライアント企業と面談

クライアント企業との面談は、フリーランス、エージェント担当者、クライアント企業の3者間で行います。

当日の進行は、エージェントが務めてくれます。

面談人数

クライアント企業側から面談に参加する人数は、企業によって異なります。

リーダーや管理者が1名だけの場合や、リーダー+担当者の2名といったケースが多いですが、企業によっては3~4名で参加する場合もあります。

面談の流れ

エージェントによって順番が異なる場合がありますが、一般的には下記のような流れで進みます。

  1. 案件の詳細説明(クライアント企業)
  2. 職務経歴の紹介(フリーランス)
  3. 質問(クライアント企業)
  4. 質問(フリーランス)

面談時間

おおよそ1時間前後です。

長ければ、1時間半くらいになる場合もありますので、後に予定を入れる場合はゆとりをみておきましょう。

面談での質問

フリーランスの案件面談で質問される内容は、就職や転職の時とは異なります。

企業からよくされる質問とこちらからしておいた方がよい質問については、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

フリーランスが面談でよく聞かれる質問【クライアント企業編】

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面談終了後

面談が終了すると、エージェントから案件への意向を聞かれます。

案件への着任意思がある場合は、その旨を伝えましょう。

実際に話しを聞いてみたら思っている感じと違ったという場合は、辞退しても大丈夫です。
辞退する際は、理由とあわせてその旨をエージェントへ伝えましょう。

条件の変更などが出てきた場合も、このタイミングでエージェントへ伝えておきましょう。

面談結果

企業からの回答は、早ければ当日にもらえることもあります。

しかし、書類選考の時と同じく企業側が検討したり他のフリーランスと比較したりしたい場合は、3、4日経っても連絡がない場合もあります。

こちらについても、エージェントへ確認を行うのと同時に、他の案件のエントリーや面談を平行して進めていきましょう。

⑦:条件確認・交渉

双方OKだった場合は、当初の条件にて契約に進むのですが、面談を終えてみて当初の条件に変更が発生した場合は調整を行います。

条件がまとまったら契約の準備とあわせて、稼働開始日の調整に入ります。

⑧:契約

基本的には、契約はフリーランスエージェントと結ぶのが一般的ですが、エージェントの中には直接クライアント企業と結ぶところもあります。

いずれにおいても、契約書類やその他必要種類の準備は、エージェントやクライアント企業が行ってくれます

書類を受け取ったら、すみやかに内容を確認して手続きを進めていきます。

⑨:稼働開始

契約が完了したら、稼働開始です。

クライアント企業が着任を急いている場合、契約を結ぶ前に稼働を開始する場合もありますが、基本的には契約を行ってからの稼働開始となります。

エージェントや担当者によっては、稼働初日の業務終了後に状況確認のための電話をくれることがありますので、何か気になることがあれば相談しておきましょう。

2.稼働後について

稼働を開始したら、エージェントと連絡をとる機会はほとんどなくなります。

連絡を取るのは、下記のようなタイミングです。

問題や相談事項が発生した時
何か問題やトラブル、相談事項が発生した際には、早めにエージェント担当者へ連絡しましょう。
契約更新の前
契約更新の1か月~1か月半くらい前になったら、エージェントから更新の意向を確認するための連絡がきます。
解約したい時
1か月前までに連絡するのが一般的です。エージェントや案件によって異なる場合がありますので、必ず事前に確認しておきましょう。

3.利用の際の注意点

フリーランスエージェントを利用して案件を紹介してもらう時、複数のエージェントから複数の案件を紹介してもらい、平行して進めていくことがあります。

そうした場合、下記のように状況がかなり複雑になってきます。

  • A社:案件1→書類選考中
  • A社:案件2→面談日待ち
  • B社:案件1→書類選考中
  • B社:案件2→エントリー保留
  • C社:案件1→面談結果待ち

上記のような場合に、気をつけていただきたいのが下記の2点です。

  • 案件の優先順位を明確にする
  • 状況をこまめにエージェントへ連絡する

案件の優先順位を明確にする

必ず希望の案件の順番をはっきりと決めておきましょう。

自分の中で、優先順位がはっきりしていないと、エージェントに対して意思を的確に伝えられないため、状況が意図しない方向へ進んでいくことがあります。

そうなると、後になってエージェントやクライアント企業に迷惑をかけてしまいますので、必ず優先順位は明確にしておきましょう。

状況をこまめにエージェントへ連絡する

案件のステータスは日々、変化していきます。

ステータスが変わったことで、他の案件をストップする必要が出てきた場合はすぐに担当者へ連絡しましょう。

その他にも、希望する案件のステータスが進んでいる場合は、その状況も共有しておきましょう。